4月9日『子宮の日』を前に、生理に伴う症状に関する実態調査

〜たかが生理、本当に生理?なんていわないで~
75%もの女性が、つらい「痛み」の症状を抱え苦しんでいる実態が明らかに

株式会社ウィルミナ(本社:東京都新宿区、代表取締役:幸村潮菜)は、「あらゆる女性が自分らしく、晴れやかに生きる社会の実現を目指す」ことをビジョンに掲げてまいりました。そこで、4月9日の『子宮の日』を前に、生理に伴うつらい症状があり、日常生活あるいは部活動含む運動・スポーツをする上でその症状により困った経験がある10代から50代の500名の女性を対象に、「生理に関するアンケート調査」(※)を実施しました。日頃から女性が抱えるつらさへの理解促進を図ると同時に、生理でつらい想いをしている女性に対して周りの人はどのように接し、どのような声掛けをしたら良いのか、といったことも初めて明らかになりました。

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調査概要※
調査実施時期:2024年3月12日(火)~2024年3月13日(水)
調査手法 :インターネットアンケート/ウィルミナ調べ(クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査)
調査対象 :全国の10代~50代の女性500名(有効回答数)
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75%が腹痛、腰痛、頭痛など「痛み」の症状がつらいと回答

生理に伴う症状は様々ありますが、今回実施した調査では、腹痛、腰痛、頭痛など「痛み」の症状がつらいと回答した方が全体では75%となりました。次いで、イライラする、落ち込む、憂鬱、不安になる、涙がでる、脱力感に支配されるなど「精神的な症状」が51%、「便秘あるいは下痢」が33%、「食欲不振あるいは過食」と「経血量の多さ」がそれぞれ32%、「不眠や過眠」が25%、「むくみ」が19%、「その他」が6%でした。

51%が経験、生理による「動けない・集中できない・いつも通りできない」状況、時には深刻な事態になることも。

生理に伴う症状により、困った経験を自由回答形式で回答してもらったところ、「動けない・集中できない・いつも通りできない」が51%と最も多く、次いで「経血漏れ、経血量の多さ」が27%と、この2つが特に多い回答となりました。回答の中には「腹痛に発熱、体のだるさが伴い、出勤して仕事に集中することが難しかったが、毎月それで休むこともなかなかできなかった。」といった経験談もあり、生理に伴う困った経験は予想以上に深刻である事例もありました。

<困った経験の具体的なエピソード>
・痛み止めも効かず、生理痛がひどくて、のたうちまわっていた。
・生理痛で出勤できなかったこと。
・生理痛で試験に集中できなかった。
・腰の重だるさやお腹の痛みで家事をテキパキこなすことができなかった。
・外出時にトイレになかなか行けず、ナプキンの交換ができず焦ったこと。
・薄い色やデザインの物を着用しなければならない時の不安感。
・仕事中の眠気が止まらない。

生理の痛みを例えていうと・・・
ズーン、ジワーっと持続的な「蹴られる・踏まれるような重い痛み」

次に、生理に伴う症状のつらさを自由回答形式で回答してもらいました。「蹴られる・踏まれるような重い痛み」がある方が36%と最も多く、次いで「絞られる・絞めつけられるような痛み」が19%、「刺されるような鋭い痛み」が11%、「うずくまる痛み」が5%、「何かを出す・爆発するような痛み」が4%、「(叫び)声の出る痛み」が1%、「その他」が24%でした。このように多くの人が「痛み」に悩んでいる事が分かります。

<症状のつらさを言葉で例えると>
・お腹に野球ボールが直撃。
・子宮に鉄球落とされた感じ。
・ナイフでお腹をめった刺し。
・下半身の内臓を焼けたはさみで捻られる。
・子宮を雑巾絞りされている。
・腹筋100回。
・軽い陣痛。

悲しい、不快な気分になる言葉の1位は断トツで、

「つらい症状をなんでもないことにされる」言葉

生理に伴う症状でつらい思いをしているときにかけられた言葉で、悲しい気持ちや不快な思いになった言葉を自由回答形式で回答してもらったところ、。「なんでもないことにされる言葉」が最も多く64%、次いで「疑われる言葉」が11%でした。そのほか、「症状の言い当て」が7%、「汚いもののように扱われる言葉」が6%、「心配の言葉」と「自分に非があるように責められる言葉」がそれぞれ5%、「その他」が2%でした。回答の中には「自分は生理が軽いという女性の言葉がつらい」、「私はそんなに痛くないけど、そんなに酷いの?といわれるとつらかった」のように、症状の軽い女性からの言葉で悲しい思いをした経験談もありました。

<悲しい気持ちや不快な思いになった言葉や具体的なエピソード>
・出たいのに出れなかった水泳大会を指導者からさぼったと思われた。
・ホントは痛くないんじゃない?
・食生活や自分の行いが悪いと言われた。
・イライラしてるけど生理なの?と言われた時。
・あ、生理中だけど家事できるでしょ。
・それぐらいの痛みなら耐えられるよね?
・症状が軽い人から、生理ぐらい平気でしょと言われた時に悲しかった。

生理に伴う症状でつらいときに、

周囲の人からかけられるとうれしい言葉とは

次に、生理に伴う症状でつらい思いをしているときにかけられた言葉で、うれしい気持ちになった言葉を自由回答形式で回答してもらいました。「気遣いの言葉」が最も多く70%、次いで「共感・理解の言葉」が13%、「具体的な行動」が12%、「そっとしてくれること」、「励ます言葉」がそれぞれ2%、「その他」が1%でした。

<うれしい気持ちなった言葉やエピソード>
・無理しないでね。
・大丈夫?と言って薬を持って来てくれたり、腰を押してくれた。
・(家事などをせずに)休んでいて良いよ。
・「つらいよね」のたった一言がうれしかった。
・暖かい飲み物をもらったとき。
・一緒に病院行こうかと声をかけてくれて病院に連れて行ってくれたこと。
・友達からの気遣い、痛み止めをくれた。

<HERDAYS監修医 橋弥尚孝先生のコメント>

日常生活に支障をきたすほどの月経(生理)症状は子宮内膜症や子宮筋腫などが原因となっている場合もあります。月経異常以外でも、子宮頸がんをはじめとする婦人科系疾患は早期発見、治療が重要です。仕事に打ち込むにも、家族と穏やかに過ごすにも、何をするにしても心身が健やかであるということは大前提になります。健康でさえあれば、いくつになっても出来ることはまだ沢山あります。充実したお仕事、楽しい人生のためには自分の身体に向き合い、いつでも相談できるかかりつけ医をもち、適切な検査やケアを定期的に行うことをおすすめいたします。

カルナ・メドサロン/寬友会クリニック院長
医学博士 橋弥尚孝先生
大阪大学特任准教授(大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学)、日本抗加齢医学会評議員、脳心血管抗加齢研究会評議員

今後ウィルミナは、こういった調査結果から得た悩みを抱える女性の声・経験を反映した研修・サービスの提供を通じて、生理はじめ女性特有の健康課題への対策と選択肢の啓蒙活動を続けてまいります。

株式会社ウィルミナについて
1984年にニチメン株式会社(現 双日株式会社)の一事業部門としてスタート。約 3,000 万人もの組合員を擁する生活協同組合の化粧品カテゴリーにおいて主要ベンダーとして、化粧品・ヘアケア・オーラルケア・健康食品などの「安全・安心」な商品を提供し続けている。2020年 6月には一般市場向けに自社サイト「大人肌研究所」を開設。2022年10月にはオンライン診療・処方プラットフォーム「HERDAYS」をスタートし、ウェルネス市場へも参入。また、2023年7月にフェムケアブランド「Ibiza Beauty」を展開する株式会社ファイブテイルズを吸収合併。Well-Being & Beauty Company として、あらゆる女性が自分らしく、晴れやかに生きる社会の実現を目指している。

会社概要
会社名:株式会社ウィルミナ
所在地:本社- 東京都新宿区新小川町 4-1 KDX飯田橋スクエア 3階
代表者:代表取締役 幸村 潮菜

事業内容
女性のLife Issueを解決するソリューションの企画・開発、自社ブランド化粧品等の企画、開発、製造販売及びインターネット通信販売、インターネットを用いた遠隔医療関連サービスの企画・運営
企業サイト:https://www.willumina.co.jp/

ブランドサイト
HERDAYS:https://herdays.jp/
Ibiza Beauty:https://ibizabeauty.net/
大人肌研究所:https://otohadalabo.jp/
かがやくコスメ:https://willumina.co.jp/brand/kagayaku-cosmetics/

直近の取り組みについて
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000099029.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000099029.html
https://prtimes.jp/story/detail/b2QDJKhJqQr

 

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