スクワビューティが福祉実験ユニット「ヘラルボニー」とコラボレーション

スクワニングジェル 濃いめ がアートを起用したデザインで新お目見え

確かなうるおいと心地よい使用感で多くの方に支持いただいているブランド「スクワビューティ」。素朴かつシンプルな”生活へ自然に溶け込む”デザインでおなじみですが、この度、福祉実験ユニット「ヘラルボニー」とコラボし、知的障害のある作家のアート作品を起用。鮮烈で華やかな色彩をまとったパッケージデザインで新たにお目見えとなります!

(コラボの詳細はこちらから↓)
Press Release https://willumina.co.jp/press/release_20220929.pdf
特設ページ  https://willumina.co.jp/brand/squabeauty-heralbony/

今回のコラボはヘラルボニーさんのご協力のおかげで実現と相成りましたが、実は企業コラボはウィルミナとして初の取り組み。担当されたウィルミナ開発担当者のお二人、SさんとMさんにコラボの裏側を伺ってみました!

スクワビューティをコラボブランドにしたその狙いとは?

Sさん:スクワビューティはもともとSDGs取組みブランドではあったんですが、ブランドイメージの親和性が高いだろう、という点がまずありましたね。
Mさん:加えて、ウィルミナの看板商品で昔から多くの方に愛されているブランドなので。たくさんの愛用者がいるからこそ、新しい価値観を加え更に多くの方に認知してもらうには最適であるしふさわしいよね、ということで決まりました。

ヘラルボニーコラボスクワビューティ
Sさん:ただ、ウィルミナはキャラクターコラボの経験はあるのですが、企業間コラボは初めて。まずお互いの価値観をすりあわせながらヘラルボニーさんの世界観にいかに寄り添えるか、という点に注力して進めたのですが、だいぶ試行錯誤しました。
Mさん:大変でしたが、その分やりがいがありましたね。

学び、考えさせられることの多かった制作過程

Sさん:初めての企業コラボを通じてヘラルボニーさんから学んだことがたくさんありました。その一つが作品の価値観を大事にするという姿勢です。多くのやり取りや試作を重ねて、最終的にスクワビューティ―だけでなく、コラボいただいた作家の作品のよさも最大限に活きる、そんなデザインを採用させていただきました。

ヘラルボニーさんが作家を尊敬し大切にしていることは、このコラボのやり取り中、ずっと強く感じていました。「作家がもつ個性とその表現が素晴らしいから採用する」という、その考え方やスタイルに感銘を受けましたし、考えさせられることが多かったですね。。

こだわりの裏にはたくさんのボツ試作の存在が。。。

Sさん:スクワビューティはどちらかというと素朴なデザインという印象があったので、色鮮やかなデザインがあうのか当初は不安もありました。ですが、実際あわせてみたらとても融合していて嬉しい驚きでした。

また、世界観を大事にするため配色と紙質にもこだわりました。青や白などお互いのデザインが引き立つ色選びに気を付けましたし、化粧箱やカードなど紙資材は、資材会社さんにものすごくたくさん試作してもらった中から選び抜きました。本当に申し訳ないくらいの数を試作いただいてしまったのですが、そのおかげでとても素敵な仕上がりになったと思っています。

華やかデザインのエコバックはワンポイントにも

Mさん:このデザイン、華やかなだけではなく実はじっと見ているとどんどん癖になってくるんですよ。エコバッグにも同じデザインを採用しましたが、華やかでありつつ老若男女使えるデザインなので、毎日手に取るたび明るい気分になっていただけると思います。

また、収納袋が別だとなくしてしまうので、エコバック自体が巾着になるものを選びました。畳まずにクシャっと巾着にできるのでとても便利。他のバッグにぶら下げてもポイントとなってかわいいし、キーホルダーのように使ってもらうのもおススメです。丈夫な材質なのでたくさん使っていただけるとうれしいですね。


別商品の開発と並行してコラボに取り組んだお二人。忙しさも半端ではなかったようですが、12月の発売を待つお二人の顔はインタビュー中ずっと笑顔だったのが印象的でした。ウィルミナのSDGsや社会貢献への取り組みと、福祉を起点に新たな文化をつくるヘラルボニーさんの取り組み。考え方やスタイルが違っても、コラボのプロセスを通じてその違いを少しづつ埋め価値感を共有していき、新たなアクションを発信する、という体験を経たウィルミナ。今後の新たな取り組みにもご期待下さい。

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