公益財団法人 宮城県スポーツ協会主催の国民スポーツ大会監督研修会にて、女性アスリートのパフォーマンス向上をテーマに講座を開催!

女性が自分らしく、晴れやかに生きる社会をつくることをビジョンに掲げるウィルミナは、女性の多くが悩みを抱える月経まわりの課題を解決する選択肢の普及や啓蒙活動を行っています。去る7月6日(土)、公益財団法人 宮城県スポーツ協会が主催した「令和6年度国民スポーツ大会監督研修会」では、女性アスリートのパフォーマンス向上をテーマに、月経課題への対策とその選択肢について講座を実施しました。

研修会は、2022年3月の福島県沖地震で被災し、復旧工事中の宮城県利府町にある宮城県総合運動公園内にある、キューアンドエースタジアムみやぎの会議室で開催し、水泳、バレーボール、ボウリング、弓道など各種競技の指導者30名にお集まりいただきました。

キューアンドエースタジアムみやぎ(写真提供:公益財団法人 宮城県スポーツ協会)

講座は、グループディスカッションを通じた課題の共有、月経に関する基礎知識と課題、医療による対策、フェムテックを活用した対策、コミュニケーション方法で構成。月経課題の医療による対策については、日本スポーツ協会公認メディカル・コンディショニング資格認定医である米田麻美先生(産婦人科)が、選択肢としての低用量ピルについて、具体的な活用方法を含め詳しく講義くださいました。

活発なグループディスカッションの様子(写真提供:公益財団法人 宮城県スポーツ協会)

医療による対策を講義する米田先生(写真提供:公益財団法人 宮城県スポーツ協会)

フェムテックを活用した対策の紹介では、参加された監督者の皆様のほぼ全員が「フェムテック」という言葉を初めて知ることに。フェムテックとは、Female(女性)とTechnology(テクノロジー)をかけあわせた造語で、「生理・月経」「妊活・妊よう性」「妊娠期・産後」「プレ更年期・更年期」など女性特有の健康課題をテクノロジーの力で解決するための製品・サービスを指していますが、今回の講座では低用量ピルという選択肢に抵抗のある方がまずは取り入れやすいアイテムとして、吸水ショーツと月経カップをご紹介。

女性スポーツ研究センターが、スポーツ庁委託事業「女性アスリートの育成・支援プロジェクト」の一環で実施した調査の中で、女性アスリートの生理用品に関する問題点としては、汗をかくとむれるがもっとも多く、次いで、長時間生理用品を交換できない、続いて動いたときに何かドロッとでるのが気になる、大きな動きをするとナプキンなどがずれる、違和感があって動きにくい、開脚するのが気になる、生理用品が擦れていたい、といったことがあげられていますが、吸水ショーツや月経カップはこのような問題点を解決してくれるアイテムです。

熱心に耳を傾ける指導者の皆様(写真提供:公益財団法人 宮城県スポーツ協会)

月経に伴う症状は人それぞれ。どれだけ辛い思いをしているかは、本人にしかわからないため、完璧に理解してアドバイスすることは正直難しい。しかし、月経をタブーにせず話しやすい環境はつくることができます。最後のコミュニケーション方法では、そのような環境をつくるためにはどのようにしたらよいか、心理学のテクニックからウィルミナの実例も交えた座学を行いました。

医療でもフェムテックでも選択肢を知ることがまず大事。
ウィルミナはこれからも女性特有の健康課題とその対策についての啓蒙活動を続けてまいります。

=お知らせ=
ウィルミナでも7月より吸水ショーツの販売を開始しています。
詳しくはこちらから

https://ibizabeauty.net/shopping/lp.php?p=product_signatureshorts

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