希望あふれる、 若きなでしこたちへコンディショニング対策セミナー実施

女性が自分らしく、晴れやかに生きる社会をつくることをビジョンに掲げるウィルミナは、女性の健康課題を解決する選択肢の普及を目指し、様々な啓蒙活動を行っています。

2024年12月22日は、長野県松本市のかりがねサッカー場会議室にて、北信越女子サッカーリーグに所属する「松本山雅FCレディース」のU-15選手ならびに当日午前中に開催された「女の子限定 なでしこアスリートサッカー教室」(主催:松本山雅スポーツクラブ)に参加した小学4年生~6年生の女の子を対象に、コンディショニング対策セミナーを実施しました。今回のセミナーは、ウィルミナが松本山雅女子スポーツ支援スポンサーを勤めている関係から実現したもので、昨年に引き続き2度目の開催となりました。幅広い年齢層を対象とした今回は、いったいどのようなセミナーになったのでしょうか。

セミナーのテーマは、女性ホルモンの変化や生理に伴う課題と対策。小学生も対象とするとちょっぴり難しそうにも思えます。そこで、みんなで気軽に楽しく学べるように、短くわかりやすい座学とグループワークをセットにし、セッションを重ねる形式で実施することに。あらかじめグループになるようにセッティングされた会場で、遠慮がちなコミュニケーションや雰囲気となっているグループもありましたが、セッションを重ねるごとに、和気あいあいとした雰囲気に!

生理に伴う症状への対策を学ぶセッションでは、婦人科を受診することの大切さ、鎮痛剤・ピル・漢方薬といった薬を上手に活用することはもとより、まず自分自身にしっかり向き合い、セルフケアを怠らないことの大切さを学んでもらいました。そしてセルフケアの一環として、「骨盤底筋」を動かす練習と骨盤底筋体操を最後にみんなで一緒に実践!骨盤底筋とは、膀胱・直腸・子宮など骨盤内の臓器を支える骨盤の底に位置する筋肉の集まりです。アスリートにとっては体幹の安定性向上、パフォーマンス向上、けがの予防と関係のある筋肉であると同時に、女性にとっては女性特有の健康課題予防にもつながる大切な部位。骨盤底筋を鍛えることは、誰にとっても健康的で充実した人生を送る上で、重要なことなのです。

セミナーは90分と長時間にわたるものでしたが、参加者からは「自分のことや自分のからだのことは意外と理解できていなかったことがわかった。セルフケアをちゃんとして自分を大事にしたい」、「みんなで楽しく学べてよかった」という声があがりました。

ウィルミナとしては、はじめての試みとなる小学生を対象にしたセミナーでしたが、自分自身の体に向き合うこと、自分自身をいたわってあげることの大切さを伝えることができた非常に有意義な機会となりました。ウィルミナはこれからもあらゆる女性たちに、女性特有の健康課題とその対策についての啓蒙活動を続けてまいります。

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