40代半ばから、肌の乾燥の質が変わったかも、と感じる方はいませんか?
化粧水を重ねても、クリームを塗っても、朝になると肌がつっぱる…。日本では一般的に12月から2月頃がもっとも湿度が低く、乾燥を感じやすい時期のため、「冬だし、しょうがないか」と見過ごしている方も多いかも。でも実は、若い頃の乾燥と、更年期世代以降の乾燥は違うんです。今回のジャーナルでは、その理由と対策を紹介したいと思います。
更年期と女性の肌の関係
女性の健康は、おもに卵巣から分泌されるエストロゲンとプロゲステロンという2種類の女性ホルモンの影響を大きく受けています。
特に、エストロゲンは、女性を創るホルモンといわれ、全身に大きく作用しています。女性らしい体を創ることはもちろん、肌のツヤやハリを保つことも、実はエストロゲンの働きのひとつ。でも、そのエストロゲンの分泌は40代半ばから始まる更年期から急激に減少してしまい、皮脂・細胞間脂質も減少します。その結果、乾燥や肌あれなど、美容面での不調もあらわれやすくなるのです。 
更年期を過ぎたら、特に大事な「セラミド」ケア
乾燥=うるおい不足、と思われがちですが、うるおいは「逃げない仕組み」があって初めて保てるもの。その仕組みの中心となっているのが「セラミド」です。
セラミドとは、肌のもっとも外側にある角質層の細胞間脂質の主成分。角層のすき間を埋める「接着剤」のような役割をもち、水分を抱え込んで肌のうるおいを保ち、外部刺激から肌を守る「バリア機能」に不可欠です。

肌断面のイメージ図
まさに肌の土台ともいえる、セラミドですが、残念ながら加齢とともに減少してしまいます。さらに、エストロゲンはセラミドの生成を助けるため、更年期にエストロゲンが減るとセラミドも減少し、肌がより乾燥しやすくなってしまうのです。そのため、更年期世代以降では、うるおい成分・セラミドをとりいれたケアを意識することが美肌を保つ秘訣といえそうです。
おすすめは「高保湿クリーム」と「夜の集中ケア」
セラミドは脂質(脂溶性)成分であるため、油性処方の化粧品への配合が非常に適しています。そのため、セラミド本来の性質を活かし、肌なじみよく、うるおいを維持できる「クリーム」によるケアがおすすめです。
化粧水や美容液で肌を整えたあとに、うるおい成分・セラミド配合のクリームで“ふた”をすることで、角層のすき間を補い、乾燥しにくい状態へと導くことができます。入浴後に温まって血行が良くなった状態が理想的。1日5分の集中ケアを始めてみましょう!
5分でOK!「夜の集中ケア」ステップ
1) 洗顔後に化粧水や美容液で肌を整える。
2) クリームを指先にとり(パール1粒大)、乾燥の気になる部分を中心に塗布する。
3) 指先に力を入れず、顔全体にクリームをやさしくなじませる。
4) 乾燥が気になる部分にはクリームを重ねづけする。
肌は、夜眠っている間に育まれるため、夜のスキンケアはとても重要です。女性ホルモンの分泌が少ない更年期以降の世代なら、なおのこと。複数の種類のセラミド(ヒト型セラミドなど)が配合されたアイテムや、高保湿タイプの製品を選ぶのも大事なポイント。朝晩しっかりお手入れすることが理想的ですが、難しい場合は、夜だけでも集中ケアしましょう。
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