INAC神戸レオネッサと「コンディショニングパートナー契約」を締結

株式会社ウィルミナ(本社:東京都新宿区、代表取締役:幸村潮菜)は、2023年3月12日、ノエビスタスタジアム神戸において、日本女子プロサッカーリーグ WEリーグに所属する「INAC神戸レオネッサ」を運営するアイナックフットボールクラブ株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:安本卓史) と『コンディショニングパートナー契約』を締結いたしましたのでお知らせいたします。
 
 『コンディショニングパートナー契約』は、選手が抱える婦人科問題(生理対策)に関する支援を行い、最高の体調で試合に臨めるようコンディション調整をサポートすることを目的とした契約です。
 
 かねてより、海外の女性アスリートの多くは、ピルを用いて生理の周期を調整し、大事な試合の際に体調に影響が出ないようにしています(資料1)。しかしながら日本国内においては、ピルによる生理周期の調整が可能であることやピルを服用することで生理痛を軽減できるなどの効用についての知識や理解促進が進んでおらず、女性アスリートでもほとんど利用されていないのが実情です(資料2)。
 
 そこでこの度、試合時に最高のパフォーマンスが発揮できるよう、医療サポートの一環として、㈱ウィルミナが展開する、オンラインによる医師の診察と低用量ピルの処方が可能な「HERDAYS」(https://herdays.jp/ )が導入されることとなりました。女性アスリートのコンディションや運動パフォーマンスに影響を与える生理対策において、「ピルの服用」という新たな選択肢を提供し、より一層の選手の体調管理を実現するために『コンディショニングパートナー契約』を締結いたしました。

写真提供:INAC神戸レオネッサ

 今後、㈱ウィルミナは、「HERDAYS」を通じて、生理対策における新たなスタンダードとして『女性アスリートのニューノーマルの創造』の提唱と普及を目指してまいります。

【具体的な取り組み内容】
1)選手、指導者、保護者向けに正しい知識の教育、啓発活動
2)女性アスリート向けピル服用指針の作成
3)オンライン処方サービス「HERDAYS」の導入による医師へのアクセス体制の整備

【参考資料】

【1】海外アスリートのピル服用に関するデータ

【2】国内選手のピル服用に関するデータ

【3】INAC神戸レオネッサの選手・スタッフ30名に調査を実施した結果

◆婦人科系の問題(複数回答)
  ・「月経痛」43%、「頭痛」26%などの悩みを抱えている
◆現在のピル服用
  ・服用している人は0人

■「INAC神戸レオネッサ」について
 「INAC」は「International Athletic Club」の略で、「レオネッサ」は雌ライオンを意味し、美しく力強さを表しています。2001年に誕生し、2021年にクラブ20周年を迎えました。2021年9月から始まった日本初の女子プロサッカーリーグ「2021-22 Yogibo WEリーグ」で初代チャンピオンを獲得。2022年6月には国立競技場でホームゲームを開催し、12,000人を動員。「神戸から世界へ」をコンセプトに世界で闘える選手の輩出、また女子サッカーのさらなる飛躍を目指し日々取り組んでいます。
URL: https://inac-kobe.com

back