株式会社ウィルミナ x 松本山雅FC レディース U-15選手と保護者、指導者を対象に月経対策講座を共同で開催

株式会社ウィルミナ(本社:東京都新宿区、代表取締役:幸村潮菜、以下ウィルミナ)は、2023年10月1日、北信越女子サッカーリーグに所属する「松本山雅FCレディース」を運営する松本山雅FC(本社:長野県松本市、代表取締役社長:神田 文之) と、同クラブに所属するU-15選手とその保護者、クラブ指導者を対象に、サンプロ アルウィン(松本平広域公園総合球技場)会議室において「レディースコンディショニングセミナー」を開催いたしましたのでお知らせいたします。

講座にはU-15選手35名とその保護者、指導者の約60名が参加して開催されました。月経の基礎知識、月経が女性アスリートに与える影響を学んだのち、大阪ヒートクール株式会社(本社:大阪府箕面市)が開発した月経痛体験装置ピリオノイドを使用し、男性保護者および指導者が月経痛を疑似体験しました。さらに、月経に悩まされず、本来のパフォーマンスを発揮できるように「コンディションを整える」ことの重要性への理解を深め、特に「ピルの服用」という新たな選択肢により、トレーニングや大切な試合に向けて、コンディション調整やパフォーマンスの向上を図ることができることを学びました。講座を経て、今後、U-15選手には、ウィルミナが運営するオンライン診療・処方プラットフォームサービス「HERDAYS」およびアスリートサポート窓口を通じてピルの服用・相談サポートが提供されます。

ウィルミナは、今回の松本山雅FCレディースとの「レディースコンディショニングパートナー」契約の締結を機に、今後も様々な競技や団体に対して月経についての理解を深め、選手自身が自らコンディショニングを整えるという選択肢ができるよう、月経について学べる講座の普及に務めて参ります。

 

(写真左から)NPO法人松本山雅スポーツクラブ 理事長 柄澤深様、株式会社ウィルミナ 代表取締役 幸村潮菜、松本山雅FCレディース 監督 小林陽介様

<株式会社ウィルミナ 代表取締役・幸村潮菜のコメント>
「ジェンダー平等」が叫ばれる現代ではあるが、女性が月経によって不便を実感するケースはまだまだ多い。月経をコントロールすることは、すなわち人生をコントロールすること。月経対策に無関心な大人にならないように、今のうちからどんな選択肢があるのかを理解し、自分自身で健康と体調管理を行うことへの意識を高めてくれたら嬉しい。

<NPO法人松本山雅スポーツクラブ 理事長・柄澤深様のコメント>
改めて自分自身の体に向き合うことの大切さを感じさせてもらえました。人生は長い。充実した人生がおくれるようにこの世代から学ぶのが大事だし、少しでも長くサッカーという競技を楽しんでほしい。そのためにはやはり体の理解を深めることは重要であり、継続してこのような取り組みを行っていきたい。

<松本山雅FCレディース 監督・小林陽介様のコメント>
生理痛疑似体験にびっくりしました。こんな痛みの中、選手達がプレーしていることを理解できた。改めて選手達が相談できる環境だったり、体制を整えてあげたいと強く感じました。

◆松本山雅FC レディースについて
2019年、中学生年代を対象とした「松本山雅FCレディースU-15」を設立。地元の大学生や社会人にもさらなる多様な選択肢の提供による長野県女子サッカー文化の醸成を行うため、2023年3月、松本山雅FCレディースU-15から松本山雅FCレディースへと活動の幅を広げ、「北信越女子サッカーリーグ北信越2023」への参戦を実現。地域の女性が親しめるスポーツの象徴として、サッカーを地域の女性にとってより身近なスポーツへ、そして女子サッカーを通して、クラブがより地元に根差し、地域と共に発展していけるよう活動しています。https://www.yamaga-fc.com/

 

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