年の瀬の足音が近づいてくると、賑やかに飛び交うクリスマスコフレ情報。「今年はどれにする?」と選ぶ時間から楽しみが始まります。化粧品メーカーがこぞってクリスマスコフレを販売するのはなぜなのでしょうか。実はその背景には、文化・心理・社会課題が複雑に絡んでいるかもしれません。年末にやってくる“特別な美容”について紐解いてみましょう。

冬になると現れる“小さな宝箱”は、なぜ私たちを惹きつけるのか?

ブランドを代表するラインからセレクトされた人気商品が、豪華なパッケージに彩られ、手に取るだけでも高揚感のあるクリスマスコフレ。毎年の恒例行事として購入している人は多いことでしょう。

「コフレ」とは、フランス語で「小さな宝箱」。しかし意外にも欧米では “Christmas coffret” という文化は一般的ではなく、なぜか日本で“美容の宝箱”としてすっかり定着しました。

その背景のひとつにはボーナス商戦があるでしょう。日本企業の多くは12月上旬に賞与を支給するため、そこに照準を合わせて派手なキャンペーンが打ち出され、市場は活況。クリスマスコフレのような、数量限定・期間限定・再販なしという、購買欲を刺激する商品が出揃います。でも、それは売り手側の事情。

では、買い手側の私たちの心理は?

セルフ・ギフティングを求める女性たちの心理。

日本とアメリカという対照的な文化背景を持つ2つの国における「セルフ・ギフティング消費行動(Self-Gifting Consumer Behavior: SGCB)」の動機とパターンを比較・検証した研究論文があります(※)。

セルフ・ギフティングとは、つまり「自分へのご褒美」。興味深いことに、日本とアメリカとではセルフ・ギフティングへの動機や捉え方に差が見られました。アメリカでは“independent(独立)”志向な人がセルフ・ギフティングに肯定的。逆に、 日本では“interdependent(相互依存)”志向の人の方が肯定的な傾向があり、 アメリカよりもセルフ・ギフティングそのものを好む人が多いことも確認されています。

セルフ・ギフティングの動機も検証されており、「報酬」「お祝い」などポジティブな動機と、「失望(disappointment)」などネガティブな動機が挙げられています。特に「失望」が物・サービス・体験の選択に強く影響するという発見があり、高リスク回避志向の人ほど物(products)を自分に贈る傾向があるそうです。

※参照:Self-Gifting Consumer Behavior: SGCB
International Journal of Business Management and Commerce; Vol. 6 No. 1; March 2021
International Journal of Business Management and Commerce Published by Center for Contemporary Research

 

年末に押し寄せる“見えない疲れ”。私にご褒美をちょうだい!

料理などの代表的な家事の裏には、誰かがやらなくてはいけない、欠かすことのできない“見えない家事”があると言われています。洗剤の詰め替え、ゴミ袋の付け替え、家族分の枕カバーの交換など…小さな無償労働の数々。

国際機関OECD(経済協力開発機構)の「雇用見通し 2024」 国別報告書によると、日本は、賃金格差だけでなく、無償のケア労働や家事労働に充てる時間の格差も男女で極めて大きいことが判明。38のOECD加盟国の中ではワースト5で、日本女性はケア労働を過度に負担している状況です。

そこに加えて年末は、仕事の区切りや人事評価、年末準備や大掃除といった家族行事がてんこ盛り。「一年をキレイに終えなければいけない」という同調圧力によって疲労はピークに!こうした仕事+家事の二重負荷というジェンダーギャップがネガティブ動機となり、日本は、セルフ・ギフティングが生まれやすい社会が形成されているのかもしれません。

一年の疲れが蓄積した年の瀬に、きらびやかな、しかも「限定」という売り文句のクリスマスコフレを目にしたら、“回復の儀式”として自分にご褒美をあげたくなるのも納得ですね。

 

自分だけの特別な美容体験で新年に向けてリセット。

急に冷え込む12月は体調を崩しやすく、肌管理が難しい時期です。クリスマスコフレが“回復の儀式”として愛される理由は、美容体験そのものが持つ“癒し”効果もあるでしょう。肌に触れるときのゆっくりとした動作、香りがふわりと立ち上がる瞬間、手のひらに広がる滑らかな質感——これらはすべて、自律神経を整え、心身をクールダウンさせる小さなセラピーのような働きをします。

特に、美しいパッケージのクリスマスコフレは、宝箱を開けるような体験が加わることで、非日常の特別な時間を演出してくれます。疲れが溜まりやすい年末に、ほんの数分でも「自分だけに集中できる瞬間」を持つことは、心理的なリセットや自己肯定感の回復につながりやすいもの。クリスマスコフレは単なる美容アイテムの集合ではなく、新年に向けて“整い直すための小さな儀式”として機能しているのです。

ウィルミナでは2つのクリスマスコフレをご用意しています。デリケートゾーンを中心としたボディケアには「イビサビューティー ノエルコレクション」、集中的なスキンケアには「ベルシーオプレミアム クリスマス限定スペシャルセット」がおすすめ。一年頑張ったご褒美に、ぜひ手に取ってみてください。

 

イビサビューティー ノエルコレクション
販売価格 :24,120円(税込)
セット内容:
薬用イビサボディスクラブ(販売名:薬用Ibizaボディスクラブ)100g
薬用イビサソープ(販売名:Ibiza薬用ソープ)140ml
薬用イビサクリーム(販売名:薬用Ibiza美白クリーム)35g
薬用イビサセラムPro(販売名:美白W美容液 M)30ml
取り扱い :Ibiza Beauty 楽天市場公式店

 

ベルシーオプレミアム クリスマス限定スペシャルセット
販売価格 :6,480円(税込)
セット内容:
薬用ベルシーオ プレミアムローション 120mL(販売名:薬用BCPローション TB)
薬用ベルシーオ プレミアムカプセル(本体)360㎎✕40カプセル(販売名:薬用Pカプセル TA)
薬用ベルシーオ プレミアムカプセル(詰替)360㎎✕34カプセル(販売名:薬用Pカプセル TA)
薬用ベルシーオ プレミアムクリーム 40g(販売名:薬用BCPクリーム TB)
取り扱い :かがやくコスメ 楽天市場公式店